以前、パターンの作り方をご紹介した「自分サイズのストレートパンツ」。
夏〜秋にかけて、仕事でもプライベートでもほとんどこのパンツで過ごしました。
(気に入ると、そればっかり着るタイプ)

長年モヤモヤしていたパンツのサイズ感を、ようやく解消できたのが嬉しいです。
ただ、冬本番になり、さすがに夏用の生地では寒いので…冬向けの生地で2作目を作りました。

🧵自分サイズで作るパンツシリーズ
➡️【自分サイズで作るパンツ】0. 自分に、ぴったり合うパンツを作りたい
➡️【自分サイズで作るパンツ】1. 完成 着用レポ
➡️【自分サイズで作るパンツ】2. パターンの引き方
➡️【自分サイズで作るパンツ】2作目 ヘリンボーン生地でロールアップ ●
自分サイズのパンツ(自作パターン)
ヘリンボーン生地 ロールアップタイプ

▪️パターン … 自作 (過去記事でご紹介)
▪️用尺 … 146巾×1.2m
▪️表布 … ヘリンボーン生地(チャコール?)
1.9mで¥440-(実質コスト)
▪️接着芯 … 手芸ナカムラ
▪️糸 … シャッペスパン#60 200
▪️副資材 … ダブル前かん (1組)、ファスナー

▼ ロールアップが好き

雪が降る地域に住んでいるので、ブーツインできないパンツは避けがちなのですが…
一昨年の夏に作ったロールアップパンツが個人的に大ヒットだったので、今回もロールアップにしました。
今の住まいは、そこそこ積雪はあるものの豪雪地域ではなく、ここ数日雪もなし!嬉しい!
ロールアップパンツ、ちゃんと履けています。
仕上がりは思ったよりも無難だったので、もう少し裾をワイドにしても良かったかも。
パターンのこと

私の体型
- 身長 158cm
- ウエスト M〜L / ヒップ L〜LL
- 市販のパンツが全然合わない体型
自分サイズのパンツ型紙の作り方は、↓の記事で紹介しています。

▼ 前回と、ちょっと変えたところ
❶ ヒップ丈を低くした(20cm → 18cm)

ヒップ丈18cmの高さでウエストを再計測し、パターンを引き直しました。
私の場合、ヒップ丈の高さごとのウエスト位置はこんな感じ↓
- へそ位置 … 15cm
- へそ上3cm … 18cm
- へそ上5cm … 20cm(ここが一番細い)
前回、「ウエスト=一番細いところかな?」と思ってヒップ丈20cmで作りましたが、履いてみると股上が深すぎる感じに。
最初に欲しいウエスト位置を決めて、
その高さで採寸・パターン作成した方が良いと気づきました。
(今の技術では、後からパターン上で股上を変えるのが難しいので)
❷ 「股ぐりゲージを傾ける」工程を省略

これは実験的に省いてみました。(工程の詳細は前作の記事参照)
- A(傾け有り) → 動きやすいけど、ヒップ下に余りが出る
- B(傾け無し) → フィットするが、動きやすさはやや低下
この結果、ストレッチ生地ならB、伸びない生地ならAが良さそう。
今後は生地によって使い分けることにします。
❸ 裾をロールアップ

別記事で紹介した方法で折り上げています。
参考にしたのは、中野ゆかりさんの「トラウザーパンツ」の手法。

ヘリンボーン生地
使用した生地

ポリエステル100%
ソールパーノさんの布地セットに入っていたヘリンボーン生地。
2023年当時、「シンプル無地セット」1.5m×5枚セットで¥2,200 だったので、今回使用した分の実質コストは ¥440 くらい。
実際には おまけで1.9m 入っていたので、用尺1.2mで作ってもまだ結構余っています!
現在の販売情報
今は「バラエティセット」として販売されているようです(柄物も入るみたい)。
毛玉について

商品説明には「ピリングを押さえた生地」と書いてありましたが…
ベルトや上着が擦れる部分は毛玉ができました。
他の生地と比べると、やや毛玉ができやすい印象。
使用した材料一覧
ダブル前カン(黒・大) 3組入り / 清原(KIYOHARA)
接着芯(薄手〜やや薄) 黒(120cm幅×2mカット)
LANATEC® メランジヘリンボーンツイード
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************nononouchi